蜃気楼

歌詞

歪んだ空は揺れ動いた。 埋まらない温度差で 生まれた蜃気楼。 今年最後の花火と夏祭り。 人だかりが夜に消えてく模様。 今、想像の世界で僕のフィルムが 駆け巡ってはモノクロに見えた。 巻き戻しかけた1秒後が もう思い出に変わってくけど。 夏はまだ。 青空が迫る中、僕は君がいいと 君と居たいと そう思っているようです。 太陽と迫る暑さのせいにして、 あなたとあえて飲んでみたいね。 サイダー 歪んだ空は揺れ動いた。 ここは夕立、 海辺の向こうに蜃気楼。 今年最後の花火の焦げた匂い。 裏道の家、風鈴の音。 あぁ現実の世界は僕が思うより、 呆れるほどカラフルに見えた。 足を踏み出した1秒後から もう思い出に変わってく。 振り返ることもない。 夏はまだ。 青空が迫る中、僕は君がいいと 君と居たいと そう思っているようです。 太陽と迫る暑さのせいにして、 あなたとあえて飲んでみたいね。 サイダー コンビニの前 一休みして流れる汗。 浴衣の袖捲り上げて 髪を結び直した。 歪んだ空が動き出した。 君がいいと君と居たい！ 駆け出してゆく。そうだ。 太陽と迫る暑さのせいにして、 あなたと並んで飲んでいたい。 ぬるくなるサイダー、 星三つ数えては夜。 手を伸ばした瞬間に過ぎ去ってく 今日のこと。