障害

歌詞

さぁ 今この目に見ている世界は あとどれくらいの時を 保てるだろうか たった一瞬の瞬きの刹那で あなたもどこか遠くへと 消えるのでしょうか 僕は普通じゃないことを 知っています だから誰を恨むこともできません お祈りをします どうか幸せに そしてもしも叶うのなら 僕の心は色を持っていません 笑いも涙も信じることができません 優しさを素直に受け入れられません この心はもう隠しきれません 彼らの言う精神病ではありません 治療の方法は無く心は変わりません 僕には本当のことがわかりません あなたの涙が忘れられません 溢れ出る感情に耳を澄ませば 強く激しく打つ鼓動にうなされて 悪夢を断ち切ろうと試みるなら 今すぐこの胸に剣を突き刺して 殺してください 僕はもう 自分自身が何者か理解できません まるで白昼夢のような人生です 生きていることさえ 忘れてしまいそうです あなたの笑顔だけが僕を今も この世界に繋ぎ止める唯一です 深い悲しみを紙に書いて 暗くて恐ろしい闇に 飛び込むことでさえ あなたのためになら してみせます 僕は毎日を歌にしてみせます 存在理由をあなたに押し付けて 生きていくことを どうか今だけ許してください 僕は世界を憎んでいました 幸せになり切れないこの心は きっと彼らの幸せのためであって 僕は不幸で い続けなければならないと あの日 あなたに抱きしめられて ようやく悪夢から 覚めた気がしました 震える体を誤魔化しながら 「大丈夫だ」と笑う その顔を僕は忘れません 僕は障害の意味を知りました 病院も家族も皆嘘つきでした それはきっと病なんかじゃなければ 僕の存在 心 そのものでした 僕はあなたにとっての生涯で 僕は世界にとっての障害でした でもあなたは僕にとっての生涯で 世界は僕にとっての障害でした 障害