薄暗い部屋の片隅で ひとつの息が芽吹く影 まだ誰も知らない其の生は 目覚めの扉を今こじ開ける 其の瞳に映る世界は何色だろう 闇に沈むこの世で 少年は光を目指す 意味など解らない儘 進むしかないから 彼は誰の時 はじまりと君 月夜を照らす白百合が揺れた 夜が明けても明け無い孤独 名も無き少年(かれ)は虚空に問う 「生まれた意味はあるのですか」 答えは見えない遠くにあった 其の心が彩付く空は何時か 幾千の出会いと別れ 生きた証が照らしたのは其の名 もう一度心燃やし 歩き出せ 闇に沈むこの世で 少年は光を目指す 其の名と共に往く 新しい大地へ 彼は誰の時 はじまりと君 月夜を照らす白百合が鳴いた 彼が綴る記憶は 儚い華の様な
