滲んだ境目は緩やかに色を変えて 抱えた後悔はポケットに詰めて 歩いて留まって引き 返すことできずに 軋んだ針の指す向こうに進んで 狂おしいほど焦がれていたあの先に 後悔は今置き去りにして 流れる景色 輪郭を捨てて 霞んでいく 透き通っていくこの瞬間をとどめて 移ろっていく時を積み上げて 進んでいく 彷徨いながら探し続けて足跡残す 抱えて手放して幾度も繰り返して 手元に残すもの 大切なもの 憧れるほど遠くなった道標 ためらいはいま捨て去っていく 過ぎ去る視界 光を放って 通り過ぎて 澄み渡ってくこの感覚を求めて 高鳴っていく鼓動を重ねて 歩んでいく 漂いながら求め続けてページに刻む 靴底を減らし 歩いてきた 振り返っても戻れない 流れる景色 輪郭を捨てて 霞んでいく 透き通っていくこの瞬間をとどめて 移ろっていく時を積み上げて 進んでいく 彷徨いながら探し続けて足跡残す 旅路はつづく...
