灯した約束は まだ大地に燻る 炎が照らした深い森の奥 月の夜の微睡みに ただ浮かぶは幻 この手に触れられないまま消える夢 風の音に導かれながら 独りで追いかけた ふたりの面影 世界の何処かに君がいるなら 果てなき未来を恐れはしないのに 届かない言葉と分かっていても 私は今でも手紙を胸に抱く 光の残像が ふと過る空の果て 瞳には残らないまま消える夢 水のように流れる時間が 乾いた涙ごと私を呑み込む 世界の何処にも君はいなくて 最後の笑顔も忘れられはしない 懐かしい景色に耳を澄ませば 雑音(ノイズ)に混ざって聴こえる 君の声 世界の何処かに君がいるなら 果てなき未来を恐れはしないのに 叶わない想いと分かっていても 私は今でも記憶を探してる
