さよならラビット

歌詞

雨音がやんで 夕暮れのうわごと 今日の予報はきっと 雨のちわたし 足音がきこえて お掃除はあと回し そこのウサギさん ちょうちょ結びがほどけてる 赤いくつ 水玉のレインコート 虹の国まで 誰にも聞こえないよう 夜がくるまで 小旅行 たとえば暗やみが 胸にかげをおとすなら 虹色のパレットとって この空を塗りかえるの ウサギさん手をひいてね 一緒ならこわくない 水たまりをぱしゃんとふんで おすまし つぎの街まで 約束の小指に 赤とんぼがとまって 恋の意味をなんとなく知りたくなっ て 大人のやりかたもしらなくて 子どもでもなくて ふらふら してる間に 西の空が暗くなる たとえば夕立が 夢の鍵をかくすなら 花束のステッキふって 雨雲をなぐさめるの ウサギさんどこいくの 左手がさがしてる 昨日おぼえたステップなら 時計を巻き戻せるの? さよならウサギさん あと5分のエピローグ 習いたての歌うたって 星空に響かせるの ちょうちょ結びが上手で 泣き虫の女の子 こうしてきっと大人になるって ありがとう おやすみ ——また会えますか?