ばいくぶっとばし よふけのうみまで おまえをのせて はしらせた はるまだあさく つめたいかぜのなかで おまえのぬくもり こころまですみる ゆるされないなら どこかとおくへ だれもしらない まちまでいこう きてきをならす あのふねでもいい おまえがいれば ふみだせる ほしいものなんて いままでなかった おまえにあって はじめてさ つぼみがひらく やさしいかぜのような おまえのえがおを まもりたくなった わりきれないまま はなれられない わけもわからず ひきさかれても どうけのゆめと さげすまれようと あしたのために かけだせる えがおでいてくれ なにがあっても はなさないから これからずっと かすんでみえる あのつきでもいい おまえとならば とびだせる
