潰れていた昔の行きつけ ようやく気付いた 店の前まで来て 言葉以上を語る 手書きの貼り紙とシャッター 何かを比べずに生きられると思うな 寝たふりの教室で起きたまんまの夢 ゼロの人間は失うことを知らねえ がむしゃらに出したデケエ声 書いた歌詞 生涯で一つだけの成功例 お前はじしんの鏡 人が増えていく、周り これさえあればって心から 思えるひとつ とうに叶えた あん時のささやかな夢 何より欲しかった言葉 俺の血肉となり骨 お前はじしんの鏡 去っていった人間 これさえあればと 心から 思えていたのに 数字上のプラマイはゼロ 元の通り 強さを試されるのは 何かを得る時より 喪失 空虚と混濁 お前がそうしたようにあいつも 選んだ お前はじしんの鏡 強さを試されるのは
