どこへも行けない彼女に 歌える限りの祈りの歌を 何にもなれない彼には 思いつく限りの優しい言葉を贈ろう 光を信じる少女に 歌われたことのない祝福の歌を 暗闇に飲まれた少年に 伝わるような確かな言葉を贈ろう 今日までとこれからのことを 繋いで結び直して君になる 世界が眠るそのときに そこに咲くのは願いの花 世界が廻りだす頃に そこに鳴るのは希望の鐘の音がいい 忘れてしまったあの日の話 忘れてしまいたいあの夜の言葉 忘れたくないのはあのときの心 繋いで結び直して君になる 僕らが眠るそのときに 空に降るのは願いの星 僕らが目を覚ます頃に 響きだすのは希望の産声がいい
