静かに夜が明けていく 笑い声も寝息になる 僕らは毛布を取りあって 夢の中へ転げてゆく 背伸びして買ったブランドも 気付けばすぐ色あせてく 僕らの騒がしい時間も すぐに砂のように落ちていく 朝 目が覚めたら 君の横顔にキスしたいな 愛した証を 感覚として残したいのさ 目をそらして 恥ずかしそうに笑う今だけ 時の砂をさぁ受け止めて あふれるまでこうしていよう 猫のように音も立てず 君は部屋を抜け出してく 僕は今日が何曜日なのか わからないまま不安になる 輝いてた21世紀も シャンデリアのように脆く儚い 大人の騒がしい時代は 僕らに何を残したんだろう? 朝 目が覚めない そんな日常も非日常も 生きた時間を 感情として残したいのさ 目を凝らして ニセモノだらけの街へいこう 人波の中かきわけたら 君の顔が見えたよ ずっと目が覚めない そんな憂鬱も 軽い微熱も もがいた傷跡 痛いほどずっと感じたいのさ 朝 目が覚めたら 君の横顔にキスしたいな 愛した証を 感覚として残したいのさ 目をそらして 恥ずかしそうに笑う今だけ 時の砂をさぁ受け止めて あふれるまでこうしていよう 時の砂をさぁ受け止めて あふれるまでこうしていよう