ゆれるまぶたに まほうかける それはあしたを つなげること すべてのあさに たいようがふる あざのように そらをやく まわるまちのひがしがわ かしみあのうみ きせつのにおい てんしたちのゆくえ おちるゆめのたなびくよう ひかりにふれるねむりのうら ときがきせつをかすめて とおくなるそくどであさは── さびたそらがゆれているから きみのゆくえをおもいだした わたしのつげたかえりみちに ねばついたねむりがかさをさしてる でんきをまとい うねりあげる おばけうかぶ ゆびでふれる まわるまちのひがしがわ かしみあのうみ きせつのにおい てんしたちのゆくえ おちるゆめのたなびくよう やみにふれるがらすのあめ ときがきせつをかすめて とおくなるそくどであさはそらにか える さびたそらがゆれているから きみのゆくえをおもいだした わたしのつげたかえりみちに ねばついたねむりがかさをさしてる ねむりのことが わすれられないのは ぼくもおなじだ みんなおなじだ
