シトシト降る雨 一昨日も降ってたっけ 濡れたくはなくて またいらない傘を買った 空は雲がかっていつもきままで勝手 今日はすぐに去って目の前は 霧がかってる 続いていく 日々の中あれもこれもうるせえ 静かにしてくれないかそこに 誰もいない 図書館で借りた本 飲みかけのグラス 雑多だけどマシな方 1人きりでぐだる なんで 急に消えただれにもわからない 理由聞く 気もないなんとなくわかってる 千円のボトル 2本の炭酸 誰もいなくなったルーム そこは妙に閑散 三周目のファブル マガポケの漫画 気持ち紛らわしたく課金しては散財 俺は俺のまんま お前はお前らしく 聞き飽きた言葉 指で思いをはじく 秋は食べる秋刀魚 なんか懐かしいな 今年も食べたかった またいつか会える 涼しくなると思いふける音にのせる 事で 寂しくなる戻れないと 理解戻らないよ 伸びた爪を切った 涙なんてありきたりさ 見返したフライヤー 別に意味はないが 忘れたよ理由なんて 忘れたいことばかりで とどめることのできない時間に 揺られている 薄れていく記憶 歳を経ると当たり前に 青白くて広く こころ染み渡ってく きれいに生きる 毎日ぐしゃぐしゃのあたま
