偶然履き替えた ブーツがつやめいては あたりは月の夜に照らされている 一人で舞う風花が綻ぶ 寸前失った痛みはきらめいてた まだ火が消えないようにと 謀っている ひとりでに街はぼやけていく 決まって決まって 忘れていくまたきっと あさましくも溺れた時間は永遠 君の温度に呑まれかける 儚い夢を見せて さあ行こう 夜に行こう ああ 窓のガラスが曇った 君の空飛ぶ車と目下ハイウェイ 大人みたいねって 溶けた雪の中を漂っているだけ さあ行こう どこへ行こう ただ揺れるビートが誘った きっと甘い言葉が香ったんだって 悪くはないねって口をついた 目が覚めて見渡した 降り落ちてく雪は悲恋 嫌って嫌って立つ瀬ない私を ささやかとも愚かな時間は有限 待つわ今夜も君をここで 冷たい頬を寄せて さあ行こう 夜に行こう ああ 窓のガラスが曇った 君の空飛ぶ車と目下ハイウェイ 大人みたいねって 溶けた雪の中を漂っているだけ さあ行こう どこへ行こう ただ揺れるビートが誘った きっと甘い言葉が香ったんだって 悪くはないねって口をついた
