白濁に酩酊、泥濘の睡蓮 揺れる灯眺めていた 意識なくただただ酔って 曖昧な境界線に 意思はなくただ漂って 夜深く澱みに沈んでゆく 縋り付く記憶の糸辿っていって 行方のない足跡を 白濁に酩酊、泥濘の睡蓮 揺れる灯眺めていた あてのない近い明日も ぶら下がる遠い昨日も 千の鳥と共に舞って 月夜の空へ 喉につかえた本音 そっと吐き出して 世界が眠りにつくまで 意識なくただただ酔って 曖昧な境界線に 意思はなくただ漂って 夜深く澱みに沈んでゆく 縋り付く記憶の糸辿っていって 行方のない足跡を 白濁に酩酊、泥濘の睡蓮 揺れる灯眺めていた ぎこちなく笑う癖も 絡み合う長い舌も 流れる旋律に乗って 腐海の底へ 喉につかえた骨 そっと飲み込んで あなたがドアを開けるまで あてのない近い明日も ぶら下がる遠い昨日も 千の鳥と共に舞って 月夜の空へ 喉につかえた本音 そっと吐き出して 世界が眠りにつくまで あたしが眠りにつくまで うつらつらただただ酔って 曖昧な境界線に うつらつらただ漂って 夜深く澱みに沈んでゆく
