午前3時、 ヘッドフォンで耳を塞いだ 世界のノイズも、 自分の心臓の音も聞きたくなかった コンビニの明かりだけがやけに目に 染みて 僕だけがこの街の、 出来損ないの部品みたいだ 「大丈夫」って、もう何回、 自分に嘘ついた? そのたびに心が、少しずつ、 死んでいくのが分かった 空っぽの部屋で、膝を抱えて ただ、夜が終わるのを、 呪うように待っていた SNSをスクロールすれば、 誰かの幸せ その光が、僕の闇を、より一層、 濃くするんだ 「羨ましい」 なんて感情も、 もうとうに枯れ果てて ただ、無表情で、 画面を眺めてるだけ あの日描いた夢の続きは、 どこへ行ったんだろう 埃を被ったままのノート、 開く勇気もない こんなはずじゃなかった未来の、 ど真ん中で 僕は、完全に、迷子になっていた でも、その時、聞こえたんだ 遠くで、僕と同じ、不器用な歌声が それは、幻聴か? それとも、SOSか? 錆びついた足が、勝手に、 動き出した 走り出せ! この長い夜の向こうへ、 同じ空を見上げてる君を探して! 一人きりで震えていた僕らの、 孤独を持ち寄って、 燃やしてしまおう! 涙の跡が、道になる! 傷だらけのまま、光になれ! もしも、この世界のどこにも 僕の居場所がないのだとしても 君がいる場所が、僕の、 世界の全てだって、思えたんだ だから、行くよ やっと見つけた君は、 僕と同じ顔をしてた 笑うのが下手で、泣くのが得意な、 僕と同じ顔 くだらない冗談で、 腹を抱えて笑い合えば あんなに重かった心が、 嘘みたいに軽くなった 一人で見ていた月は、 ただ寂しいだけだったけど 二人で見上げる月は、なぜか、 とても優しかった ああ、僕は、このために あの暗い夜を、 歩いてきたのかもしれない Yeah, a-yo, check it 一人分の絶望は、 二人で割れば半分こ 一人分の希望は、 二人で持てば無限大 理屈じゃねえんだ、魂の共鳴だ お前がいれば、俺は、 何度だって立ち上がれる 常識って名の壁、 二人でぶっ壊して進もう 俺たちのルールで、 このクソみたいな世界を 塗り替えてやるんだ、見てろよ 俺たちの伝説は、今、 始まったばかり もう何も怖くない、なんて嘘、 本当は、まだ怖い でも、君が隣で、 同じように震えてるから 不思議と、力が湧いてくるんだ 行こうぜ、相棒 ぶっ飛ばせ! この退屈な今を、 二人で見つけた明日の方角へ! ボロボロの地図を広げて、 僕らだけの宝物を探しに行こう! 涙の味が、ガソリンになる! 傷だらけのまま、風になれ! ありがとう、僕を見つけてくれて さようなら、独りきりだった僕 もう、大丈夫だ 僕らは、最強だから 夜明け前の、紫色の空 一番星が、僕らの行く先を、 照らしている 「綺麗だな」って、君が言う 「ああ」って、僕も答える それだけで、全てが満たされた 失ったものなんて、 もうどうでもいい これから手に入れる未来の方が、 ずっと、ずっと大事だから 僕らは、今日、ここで、 新しく始まる Aight, this is the beginning かつての俺みたいに、 震えてる夜の住人へ 聞こえるか、 これが俺たちのアンセムだ お前は一人じゃない、俺たちがいる だから顔を上げろ、 夜明けはもう近い 流星のジャンクションで、 落ち合おうぜ 最高の仲間と、最高の物語を 始めに行くんだ、今すぐに 完全に、夜が明けた なんて、美しいんだろう 僕らが、これから生きていく、 世界は ああ、眩しい 照らし出せ!この世界の全てを! 僕らの命の輝きで! 一人きりじゃ描けない、 最高の未来の地図を、 完成させよう! 僕らがここにいること、それが、 誰かの希望になる!
