影ぼうし

歌詞

あの日ちょっと肌寒い季節の はじまりで最後 裸足で歩いた廊下 冷たい感触 名残惜しいけどさ 行こう さよならって背を向けた あの帰り道 夜中までおしゃべり うるさいよ 怒られて小声で 友達との電話 気づいたらもう3時 睡眠不足の後悔顔 あぁジリジリうるさい目覚ましの音 朝が眩しい 机から落とした消しゴムが コロコロ転がって消えてっちゃって もういいや 面倒くなって眠る午前 校舎裏に映る影法師 なんか夢見てたみたいで 退屈な授業も 昨日過ごした放課後も 君との約束も 全部忘れちゃうかな そうだね もう戻れない 嫌味みたいな青空が 滲んでいく 3年間通った通学路 もう通ることなくなんのかな 当たり前の景色 取り上げられたみたいな気分 鏡の中映る憂鬱顔 遠くから聞こえる踏切の音が 耳に残って 机から無くなった教科書は 代わりに鞄の中重くして 喪失感 気づかないように閉まった 午後のはじまりのチャイムが響く ねぇ最後は笑ってたい 無理難題 ごめん あの日ちょっと肌寒い季節の はじまりで最後 裸足で歩いた廊下 消えてく感覚みたい 不意に訪れた自由を 何故か持て余すみたいで 退屈な授業も 昨日過ごした放課後も 君との約束も 全部忘れたくないな そうだね もう戻れない 嫌味みたいな青空が 滲んでいく 夢みたいな毎日も 今日で最後の教室も 君からの言葉も 全部忘れないから そうだよ もう戻らない 滲んだ青空拭いて いつか じゃあまたね