ガラス細工の日々に宛てて 月面の砂漠に宛てて 七度のコードを 舌で溶ける氷のような 靴に入る小石のような そんなもんだよ 大切だった割れ物も今じゃ 落として砕けた感傷を救ってよ ロックンロール 手を繋ぎながら 血を流しながら 朝を待ちながら 命を燃やして ロストミュージックが鳴って 夜が永遠になって それでもうさよなら 星がない夜も光はあるかな 人が云う良し悪しだって 本当は分からないんだよ 情けないよな でも痛まない胸にだって 傷は正しく残ってんだよ 小さい腹空かして 声枯らしてたんだよ 瞬く暇だって惜しかったよ 手を繋ぎながら 血を流しながら 朝を待ちながら 命を燃やして ロストミュージックが鳴って 夜が永遠になって それでもうさよなら 星がない夜も光はあるかな