暗くなった日の帰り道 あきれるくらい 心から 君がいい 君がいい 強がらずに 騒めく 想いを 口に出したら 言えない 言葉を 並べ合うように 色付いた髪の中 何気ないため息 誤魔化して 淡くなった瞳の奥にある 溢れるくらい 綺麗 君だけに 君だけに 伝わればいい 君にそっと 渇いた指先 汗ばんだ時 はしゃいで 笑って 魅せる仕草も 待ちすぎた朝の中 横顔に見えた 見落とさない 暑くなった日の帰り道 子供のように 駆け抜けた 懐かしい 匂いだけ 伝わればいい 暗くなった日の帰り道 あきれるくらい 心から 君がいい 君がいい 強がらずに 何想って 空に祈る 幼い記憶と 不意に消えた 風に乗せた 少し焦げた感情
