誰かが歌う悲しい ラブソング 誰かが紡ぐ優しい ウェディングソング 誰かが叫ぶこの国への 怒りの歌を 誰かが言う「この曲に背中を押され ました」って応援歌 私といえばなんとなく 歌が溢れて 涙を流し笑って 歌っているけれど 本当に本当にこれを望んでいるのか わからないよ いや わかってんだよ あの子は明日テレビで歌うみたいよ あいつは今度あのステージで歌うん だってさ 街中に隣で聴いていた声が流れて それで君の歌は いつ届くの? なんであの子が なんで私は そんな想いもなくなってく みんなすごいやって心から称賛を贈 れる これでいいや これでいいや いいや いいや いいや 穏やかに暮らせているのだから もうこれでいいでしょ 他に何を望む? 続けられるって凄いことだって あの人が言う 手放すのも凄いことだって あの人は言う つまるところどっちも同じなんじゃ ないかって 左右されるな 騙されるな 選びたい方を選べばいい 私といえば進むことも 止まることも出来ずに 地面を掘ったりジャンプして そこに着地したりしている 情けないと思うのか 楽しそうと思うのか もはや私の手を離れた人生 夢は形を変えるの? それとも変えようとしているの? 道のりは思い通りにならないものね これでいいの? これでいいの? いいの? いいの? いいの? これでいいわけないでしょう 私 これでいいと思ってなんかいない これでいいや これでいいや いいや いいや いいや こんなはずじゃなかった なかった なかった なんて 絶対に言わないんだ 私が選んだ道だから 私しか守れない道だから もうこれでいいや いいや いいや いいの だけど夢は変えるもんか 私 今 進みたいんだ 誰かが歌う悲しい ラブソング 誰かが紡ぐ優しい ウェディングソング 誰かが叫ぶこの国への 怒りの歌を 私が歌う 私だけの歌 この歌を聴いて 笑える日まで