スポットライトに照らされた部屋で 君のいない空席がやけに眩しい 舞台は今日も開く 台詞はもう覚えてる でも君の返事がないだけ 拍手の音だけが耳に残って 本当の言葉は誰も求めちゃいない 嘘で塗り重ねた優しさのセリフ 一番信じていたのは僕だ これはひとりきりの芝居 誰も見ていないステージ 君に会うために、演じてきた日々が 今はただ虚しく響いてる Was it love, or just a scene? 僕だけがまだふりられないまま 冷えた紅茶飲み干せなくて 君が座ってた椅子触れられなくて 繰り返し演じる「さよなら」も いつまで経っても慣れやしないよ カーテンコールのないこの恋は 拍手より静寂が似合ってた 君の涙は見えなかったけど 僕の心だけは泣いていた これはひとりきりの芝居 終幕さえも演出通り 君と笑ったあの場面、シーンは 舞台装置のように崩れていく Goodbye, my stage partner 二人の物語は ここで止まる
