怒

歌詞

あぁ神様 この壊れた臓物を その糸で操ってください もっと上手に、もっと上手に あぁ神様 この壊れた宝石を その手で直してください もっと綺麗に、もっと綺麗に 鳥は羽をもがれて 牛は皮膚を剥がされて 僕らは雨に打たれて 僕らは陽に照らされて 生活は檻の中で 混じり合う鉄の匂い 僕らは膝を抱えて 僕らは息をしている 減らさなければ減らさなければ こんなにたくさん産まれたのに 増やさなければ増やさなければ 僕らの悲しみの礎 減らさなければ減らさなければ こんなにたくさん産まれたのに 増やさなければ増やさなければ 僕らの悲しみの礎 僕らは刈り取られた子羊の群れ 老婆に手を振る子供 街の灯り 重なった足音 割れた窓ガラス ランドセル 駐輪場で死んだネズミ 錠の解けた鎖 鴉の餌 嘔 血塗れ染まった拳 焼け爛れた頭に鉛 何も知らせないで どんな可能性も握り潰して その手で触らないで その声で話さないで だんだん腐っていくわかる なぜか僕は1人になれない くすねた記憶を返して この慈しみが濁ってしまう前に 常に、渇き、埋もれた声 喚き、産まれ、平等を讃え 常に、渇き、埋もれた声 喚き、産まれ、平等を讃え 常に、渇き、埋もれた声 喚き、産まれ、平等を讃え 常に、渇き、埋もれた声 喚き、産まれ、平等を讃え あぁ神様 この壊れた臓物を その糸で操ってください もっと上手に、もっと上手に あぁ神様 この壊れた宝石を その手で直してください もっと綺麗に、もっと綺麗に 真緑、紫に成って 濃紺、橙に染まって 鈍色輝く背中 これは僕らの讃美歌 真緑、紫に成って 濃紺、橙に染まって 鈍色輝く背中 これは僕らの讃美歌 これは僕らの讃美歌 これは僕らの讃美歌 これは僕らの讃美歌 これは僕らの怒り