なんだか綿飴のような雲ね そうかなそれより今から雨らしい ふわっとふやふや ピカッとケラケって 笑い出して ゆらっとふらふら ピチョンってひらひら いとも簡単に会話が止まります 君が不意に動き出すから その姿を追っていく ゆっくり肩に雨を溜めていく 数枚のシャツを部屋に入れ その横笑みを見ている事 内緒なんです なんだか あの空の向こう側で そうだな鳥みたいな動きしたものが ひらっとスラスラ たまにアッと驚くような 動きをしたんだ シュッと消えては またフッと現れて ねぇ、あれはなんだったんだろうな 君がそんな僕を笑いあげて ズレた眼鏡を戻す時 一瞬見えなくなる僕の顔が ほつれた糸のような 目をして君をみてる事 誰にも 内緒なんです 雨が大きくなる午後2時