かなしいほどのそらのあおさが むねにしみてゆく ちいさなまちの ちいさないのち ここにぼくがいる いきるてだてはあざといものと そらをじっとあおいでは むじゅんにみちたじぶんじしんが とてもちいさくみえた こころのこえに したがうゆうき いつかなくしてしまった はいぼくだけのこのじんせいにいき るいみはあるのだろうか? といかけてもといかけてもこたえな どなくて ちいさくなってひくつになったじ ぶんがかなしい せめてひとつなにかひとつほこれる ものがほしい ときのなみまにうかんできえる なつかしいおもいで うでをのばして にぎりしめても なにもつかめなくて かぜはつめたいじだいのにおい このむねにうんでくる こころのあつさ ねがいのつよさ へこませるように こころのこえは ちいさくなって なにもかたらなくなった にくしみいかり さけべないこえ むかうべきばしょはどこ? といかけてもといかけてもこたえな どなくて りこうぶってしらけたままのじぶん がさびしい せめてひとつなにかひとつたよれる ものがほしい あおぞらのしずくでこころをあらい つもりつもったほこりをながし いきゆくためのちいさなちから よびさますために すぎゆくひび まどいのなかで ひとはきょうもいきている なにかをしんじ なにかをあいし なにかをぎせいにして せめてひとつ たったひとつ たたかうゆうきがほしい
