[Verse 1] 空をかすめる白い影 潮風に乗って笑っていた カモメが言った 「おまえらバカだな」 「そんなとこに何があるんだよ」 [Verse 2] 俺たちは黙って泳ぎ続けた 振り向いたら流されるだけ 何度もぶつかり 傷をふやして それでも前に進むしかなかった [Chorus] あの日 カモメが笑った 俺たちの覚悟も知らずに だけどいいさ、それでいいさ 空に生きる奴にはわからない [Verse 3] 海は広くて 空は自由で でも俺たちには「戻る場所」がある 笑われたってかまわない 俺は俺の道を行く [Bridge – 語り(SHA-K)】 翼がない分、夢は重い だからこそ 俺たちは 泳いで、泳いで、帰るんだよ── [Final Chorus] あの日 カモメが笑った 俺たちの流す命の意味を でもいつか おまえも知るだろう その笑顔の奥にあった祈りを [Outro] 潮の香りが遠ざかる 空を見上げたら、 カモメは… 泣いていた。
