誰かの物差しで測られて 値札をつけられる毎日 少しでもはみ出したら 不良品みたいに扱われるんだ 作り笑いのスキルだけが 上手くなっていくこの心は もうとっくに悲鳴の上げ方も 忘れてしまった 正解が書かれた教科書を 破りもせずにただ抱きしめて 間違えないように、 嫌われないように、息を殺していた そうやって守ってきた「自分」 という名の空っぽの箱には 埃だけが静かに積もっていた だけど聞こえたんだ 箱の底で泣いている声が 「ここにいるよ」って、 僕を呼ぶ僕の声が 鍵なんて 最初からかかっていなかったんだ さあ、この手で扉を開ける時 不器用で、未完成で、 どうしようもない僕へ 世界でたった一人の僕が 「そのままでいい」と歌うよ 涙の跡も、傷だらけの過去も、 全部僕という名の勲章だ もう誰かになろうとしなくていい、 僕は僕を生きるんだ 今日が、その始まりの日 一番遠い場所にいると思っていた 本当の自分は、 ずっと隣で泣いていたんだ ごめんな、今まで気づかなくて 誰かの期待に応えるための服を脱ぎ 捨てて 少しだけ身軽になった心で 朝の光を浴びる 作り笑いじゃない、 ぎこちない笑顔を 鏡の中の僕に向けた 「悪くないじゃん」って、 初めて思えたんだ Yeah, Check me out. 「普通」という名の透明な檻 空気を読むのが正義? 冗談じゃないぜ 多数決で決まる幸せなんて 欲しくない 僕の心のコンパスが指す方角だけが 真実 ノイズは全部シャットアウト、 聞くべきは胸の鼓動 この不完全さこそが、 僕だけのオリジナルブランド 聞こえるだろう? 僕を縛っていた鎖が千切れる音が 「おかえり」って、 やっと自分に言えたんだ 零れ落ちた涙は、 温かくて優しい味がした さあ、新しい朝を迎えに行こう 情けなくて、カッコ悪くて、 どうしようもない僕を 世界でたった一人の僕が、 誰より深く愛してやるんだ 転んだ数だけ、 優しくなれると知ったから、 もう大丈夫 もう自分に嘘はつかない、 僕は僕の味方なんだ この人生の主役は、僕だ 失うことを恐れて、 何もかも抱え込んでいた でも本当に守るべきものは、 たった一つだった この、弱くて強い、僕の心 正解だらけの地図なんて、 もう必要ない 僕が歩いた後が、 誰かのための 道になるかもしれないから 間違いだらけのこの足跡こそが、 僕が生きてきた証 誇らしく、前を向いて歩いていこう Aight, one last thing. 他人の評価はただの天気予報 気にせず、自分の傘をさせばいい 嵐が来たら、 一緒に歌って踊ってやろうぜ 僕らは自分自身の太陽にも、 雨宿りの木にもなれる 完璧じゃなくて上等、 不完全こそが美しい 僕が僕を肯定する、 それが最強のアンセム ほら、見てごらん 夜明けの光が僕らを照らしてる 新しい自分を祝福する スポットライトだ もう何も迷うことはない 僕の物語は、僕が紡ぐ 愛してる、 僕がこれまで歩んできた全ての道を 世界でたった一つのこの命を、 全力で燃やし尽くすんだ どんな未来が来たって、 もう僕は揺るがないから 僕は僕であること、 それ以上の誇りなんてないんだ さあ、顔を上げて、明日へ
