君が旅立つとき僕は お骨を食べたいと思った 抜け殻になった僕の 「なかのひと」になって欲しいから 君の部屋はあの日のまま 日にち薬と分かってても 僕を選んでくれた 君に何もできなかったね 「ごめんね」じゃなくて 「ありがとう」 「泣かないで 笑ってほしい」 君の声がする 本当に君は幸せだった? 今すぐに会いたいよ なみだの足跡をずっとたどれば 君がまた微笑みをくれる 君が生まれ変わるのなら 僕をまた選んでくれるかな 道ゆく人に面影かさね 後悔だけが降り積もるよ 「さよなら」じゃなくて 「また会えたね」 「忘れたい 忘れたくない」 君が手を振るよ 本当に僕は 幸せだった 声あげて泣きたいよ なみだの足跡をそっとたどれば 君がまた微笑みをくれる 涙の轍 踏みしめて