最後の最後に笑ってた事だけ 覚えている いつかのおまじないの効き目はもう 無いんだ 周りは大人に近づいてくから せめて二人は子供のままで 週末はアパートで映画でも観よう 二本目の途中で寝息を立てる 見慣れたバス停に 愛しい影はなく とっくのとうに 連れ去られていた 最後の最後に笑ってた事だけ 覚えている いつかのおまじないの効き目はもう 無く 布団被って焦がれるような貴方を 想うような 歌を笑って子供みたいだね よろめく自転車が夜風に吹かれて 季節を混ぜた空に映ったような 最後の最後に笑ってた事だけ 覚えている 小さな足の音が木陰を歩いた 布団被って焦がれるような貴方を 想うような 歌を笑って子供みたいだねって