呵責するチェシャ猫は今日も 茶杓のようなテールを搖らして 艷やかに そして鮮やかに 春に咲く 朝餉も攝らずに どこにいる誰かの影を 追いかけて僕は見失う 暗い晝 極彩色を 跋扈する朧氣なダイナ 低Latency.轉生.天使. 零點.白C.Emergency. No?○?Normal?Formal? 司令塔からError104... 低Latency.轉生.天使. 零點.白C.Emergency. No?○?Normal?Formal? 司令塔からError104... カデンツを知らずに落ちる 深淵にふかふかの夢で眠れば 躱す約束も變わるよ いずれ火が燈り 見えたら生きる理由を 追いかけて僕は見失う だけどね フランツ・カフカも迷うよ そして道を開く 開闢する花辯 開く扉 この世の物語りを 知るはずもないのに 喋喋喃喃のノイズも 聽こえなくなったし セピアで口周りを 夕に朽ちる殘滓 人閒關係もファッション の一つだから センスの合う人と 遊牝むのが快樂 湯船に顏をうずめて 惱みを吐き出す 泡は次第に膨れ 僕らみたいに消える 君の入ったあとの 浴槽で感じる溫もり ホープの火種が螢みたい 發火する溫度を知らないなら その汚い吸殼を浴槽に入れてよ 僕たちは普通を嫌い奇を衒い そして見失う子どもの頃の夢だとか 未來とか眞善美の價値を 饗應を受け入れた後の 强要を人は酷く拒む 瞬きで見えなくなるほど 眩くて淡淡しく舞う じっと見て そっと見放す 悋氣するカップが持つ熱 燈篭に群れる螢すら 威嚇する輝いたクロワ 君と同じ位置に開けたピアスホール 透明なシールで隱して 空っぽの浴槽 伽藍堂な心の寂しさを埋めていた 最惡な思い出ばかりで頭を掻き毟る 髮の毛が拔ける 今日も汚い湯船と思い出に浸かり 君のことを呪う 皺苦茶の漣をそっと 遮るように寢轉んだ多辯 空威張りすらも禍々しい 諧謔を覆い隱すカフス 夜下がり望遠鏡で 見た月は淚を流して トロンプルイユが僕を欺く 甘さと蕩け出すカフネ
