枯れた花に水をかける 移り気な雨は降るままに きっともう僕も気づいてる 全ての温度が下がり出す 泣き出しそうな君の目に 映れぬ僕はなにか為に なれないままでいいから いつか幸せになれるらしい 君がそう言うならばそうで 桃源郷の果て辿り着くまで 追い求めただ漕いでみればいい 散々な荒波に きっと飲まれ消えるフィナーレ 桃源郷の果て辿り着くまで そうやってまだ漕いでいればいい きっと終わらない旅路 知らないよ今回は 欠けた心を慰める 月明かりだけが照らし出す きっと誰にも気づかれない 真っ暗な二人を映し出す 泣き出しそうな僕の目に うつる紫陽花青いメモリー 消えないままでいいから ずっとあの頃に囚われていたい 綺麗なままの二人で 桃源郷の果て辿り着くまで 追い求めただ漕いでみればいい 散々な荒波に きっと飲まれ消えるフィナーレ 想像してみて足らぬ言葉で 必死こいて唱えてた 「幸せ」がこれなんて笑える 理想郷に狂って酔いどれ笑い合って 悪くないと吐き捨てた今日に 溺れて沈んでいくうちに あっという間に終わるフィナーレ 桃源郷の果て辿り着くまで そうやってまだ漕いでいたらいい きっとお似合いの二人 明日からはどうしようか こうやって沈んでいく日々に 君ならなんて名前をつける? 幸や不幸だけじゃ語りきれない あらすじがあったろう またこの旅が終わる頃に 今度はちゃんと話をしよう 完璧なフィナーレを飾ろう