まわる 巡る 白い季節の中 彷徨うこの思いを 解き放して つないだ二人の手の温もりに 溶けてゆく白い ゲレンデの静まりかえる夜 明るく照らし出された時間は 空までも止まる夜明けまで 見守る息をころして いつのまにか 降る星の瞬き 過ぎ行く想い出をそっと雪で包んで 夢は乱れ咲く 廻る 白い季節の中 透き通った空気に 幻は消える 凍る 霞む未来の朝 優しさを探しては 呑みこまれて 拾った思い出の一掴みを 見つめてた今は どこまでも想いが伝わるように 震える指 温めてくれたね 散らかした思い出をそっと空に浮か べて 降りしきる霙 混じりの 雪ににじむ涙 いつまでも抱きしめて 冬の日に遠く 高く 願いが届くように 足跡をたどる夜 繰り返して 降りしきる霙 混じりの 雪ににじむ涙 いつまでも抱きしめて 夢は乱れ咲く 廻る 白い季節の中 彷徨うこの思いを 解き放して