「愛していいよ」 「愛したいよ」 月に照らされる1つの影は まだ許されるのなら このままで 「また一緒だね」 何度も引き寄せ合う二人は 「赤い糸かな」 冗談っぽく笑い合った 痛みの残る 首元のキスマーク消えたら 僕ら二人が会える合図にした日々 本当に 本当に このままでいいの? 二人すれ違い続けるばかりで 好きの言葉を唇で塞ぐきみと 薄暗い部屋で 「愛していいよ」 「愛したいよ」 月に照らされる1つの影は 赤い糸を手繰る神様の気まぐれ 引き合い引き裂き合う 人形で 「どうしたいの?」 「このままいてよ」 知ってるよそれが叶わないこと だから夜が明けるまでここにいて 微かに残る 君の好きなタバコの匂いと 香りの残る 部屋着抱きしめ眠る夜 二人で並んで歩く時、 右側の癖そのままで 体にはまだ君が染みついてるのに 「神様のあやつり人形みたいだね」 二人涙目で 「愛していいよ」 「愛したいよ」 月に照らされる2つの影は 赤い糸を手繰る神様の気まぐれ 引き合い引き裂き合う 人形で 「愛したいけど」 「愛せないよ」 悪いのはきっときみじゃないから 糸を切り捨てた僕のせいにしよう