窓の外、ネオン滲むタクシー 黙ったままの横顔見つめてた 「疲れてるだけ」って笑うけど その声の奥に何かが揺れてた ありふれた嘘でさえ、 今はもうつけない 大丈夫って微笑むことも 好きだよって誤魔化すことも 君といた日々の出口で 何を守ってきたんだろう さよならすらうまく言えずに 時が通り過ぎてく コンビニの袋 重ねた日常 些細なことが幸せだったのに 鍵を返すその手が震えてて きっと僕も泣きたかった ありふれた嘘でさえ、 今はもうつけない 強がりも、演技も、全部剥がれて ただの僕と君がここにいる どんな終わり方がよかった? 問いかけても返事はないまま 冷えた空気が二人を裂いてく
