部屋に篭る 苦い匂い 君の好きは 僕はキライ 窓を開けて 心閉ざして ないものねだりだ わかっていたんだ 僕にないもの持っていたから 知りたかったんだ ただそれだけ フードを深く被って夜の道を歩くの 君と話したあの日の記憶 まだ消せないままで 雨の日が続いて 傘もボロボロだから 僕もそろそろあの日の記憶 忘れるべきなのだろう 部屋に沈む ぬるい空気 ないものばかりだ わかりたくなかった 僕にあるもの君は知らない 興味が無いから ただそれだけ フードを深く被って朝の道を歩くの 意味もないのに見上げた空は 灰色ばかりのままで 晴れの日を望み 紙を丸め顔描く きっといつかの日を夢見ていたんだ 明日がもう無くなればなんて 自分の知らないことを怖がり 自分の知ることを好んでいるわ 何も人間綺麗じゃないから 楽を望んでいるのよ きっと周りのことなんて 見えてないわ 明日が来ることを 拒絶してしまうほど 自分の存在を否定したくて 部屋の隅に追いやっているわ 雨の日が続くから 紙丸め顔描く 君が今誰を目に映していても 知らぬまま 僕は 意味もないのに見上げたの 傘を捨てて