現在の女性シンガー・ソングライターの中でも異彩を放ち、常に音楽的のみならずカルチャー的アイコンとしても名を馳せるショーン・マーシャルのソロ・プロジェクト。アトランタで生まれ育ち、NYの小さなライヴ・ハウスでショウをスタートさせた彼女は、95年にアルバム『ディア・サー』でデビュー。その後ソニック・ユースのレーベルから2枚目、続いて<Matador>から着々とアルバムをリリースし、着実にキャリアを重ねる。中でも2006年にリリースした『ザ・グレイテスト』はキャリア最大のヒット作となった。2008年にはジェイムス・ブラウン、ディラン、ジャニス・ジョプリン、シナトラなどショーン自身の敬愛する60年代~70年代の音楽のカヴァー・アルバム 『Jukebox』を発表。2012年のオリジナル・アルバム『サン』の発表後には、フジロック・フェスティバルやHostess Club Weekenderにも登場した。そして2018年、しばしの沈黙を破った彼女が新天地<Domino>より、8枚目となるオリジナル・アルバム『ワンダラー』をリリース。
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