ノルウェーはオスロ出身のポップ・デュオ=ニコ&ヴィンスは、ニコ・セレバとヴィンセント・デリーの2人組。
元々はEnvyというユニット名で活動し、2010年、世界最大級のアマチュア・バンド・コンテストである「エマージェンザ・ミュージック・フェスティバル」に出演し見事優勝を飾る。類いまれなストーリーテリングとパフォーマンスで注目を集めた彼らは11年にシングル「One Song」でデビュー。このビデオはノルウェー版グラミー賞と呼ばれる “Spellmann Award” を受賞。
13年にシングル「アム・アイ・ロング」をリリースすると、スカンジナビア各国で軒並み1位に輝く大ヒットに。続くシングル「イン・ユア・アームズ」もスマッシュ・ヒットした彼らは13年末にオスロで行われたノーベル賞受賞式コンサートでパフォーマンスする栄誉を得て、ワーナーブラザーズとのメジャー契約を勝ち取る。世界デビューへ向けてニコ&ヴィンスと改名した彼らは、14年春「アム・アイ・ロング」を全米リリース。アメリカでは無名の新人ながら、ラジオを中心に反響を呼び、遂には全米シングル・チャート最高4位を記録する大ヒットとなり全米を席巻。
アフリカ系ノルウェー人である彼らは、様々な音楽的バックグラウンドをベースに独自のサウンドを構築しており、その音楽性は “新時代のネイチャー・サウンド” と形容され、今後の更なる活躍が期待されるアーティストである。
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