<2001年>
メインコンポーザの”電気”とヴォーカル”華憐”によって結成。
主にPC美少女ゲームへの楽曲提供を中心に活動する。
ユニット名である「電気式華憐音楽集団」は初の曲提供をする際、楽曲はできたもののユニット名など一切考えてなかった電気氏と華憐嬢が困っていたところ、その場にいた友人のグラフィックデザイナー氏がなんとなく提案、電気氏が即採用したものである。(通称はデンカレ)
世のバンドやユニットの多くは横文字を多様している中、漢字9文字というロック魂と大和魂溢れるネーミングをしたことにより、メディア、ファン、果てはクライアントにまで良く名前を間違えられる。
過去の誤植例:電気的華憐音楽集団、電気式可憐音楽集団、電気式華鱗音楽集団、デカレン等
結成後PCゲームへの楽曲提供を始めるが、当時特に営業、プロモーション活動などしていなかったため何となく業界の繋がりで依頼が来た時だけ楽曲制作するという無気力スタイルで活動を続ける。
<2004年>
PCゲームメーカーBlack Cyc発売の『MinDeaD BlooD 〜支配者の為の狂死曲〜』に楽曲提供したヘヴィメタルチューン『Vampire』が好評を博したことがデンカレの音楽性にとって大きな分岐点となり、その後当時あまりやらせてもらえなかったヘヴィメタル曲を提供する機会に多く恵まれるようになる。
華憐嬢のヴォーカルと電気氏の創るヘヴィメタルの不思議な融合は、ネット上のファンコミュニティなどでも「萌えメタル」などと評され、今は数多くいる同ジャンルの元祖とも。
電気氏は後年「アニメ声とメタルが親和性高い事は昔から感じていた、何故誰もやらないのか不思議だった。やはり天才故の発見か」と述懐している。
同年、オフィシャルサイトがレンタルサーバーのデータ消失により(サイト更新担当者の意図せず)コンテンツが消滅。
当時のサイト更新担当者はその危機に迅速に対処し、すぐにデータ復旧をする予定だったが「どうせならリニューアルも一緒にするべきだ!」というサイト更新担当者のビジネスパーソンとしての意識高い系判断により復旧が延期され、サイトは当面トップページのみという形になった。
しかしその後様々な不可避の(回避ができない・絶対に起こる・致し方ない)事情が続けざまに次々と起こり、延期による延期を繰り返すことを余儀なくされ、やむを得ず2013年3月31日までトップページのみという形での運営を続けることに。
その後も年間数曲の楽曲提供というスローペースで活動を続けるが、動画サイトなどの登場によりファンは拡大、成年向けゲームの主題歌を歌うグループであるにもかかわらず未成年のファンも多く見受けられるようになる。
しかし営業に対する無気力スタイルはその後も変わらず、デンカレへの楽曲依頼を検討していたあるメーカーさんは、デンカレの連絡先がわからず、しかたなく過去に楽曲提供を受けていたPCゲームメーカー「サーカス」の広報に相談しやっと連絡先を知る有様であった。
<2011年>
活動10周年を迎えたデンカレは一念発起し「10周年YEAR」として初のベストアルバム発売、カラオケへの楽曲提供(デンカレの楽曲はJASRAC等に信託していないので、許可無くカラオケに使用できなかった)、そして横浜ブリッツにて初ライブ「1st & Last(?) LIVE Frantic LABO. Presents 『Gig Grimoire』」を敢行するに至る。
<2012年>
昨年の活動でエネルギーを使い果たしたかのように活動が停滞したが、それでもデンカレとしては初めてPCゲーム以外への楽曲提供をしてみたりと、徐々に活動の幅を広げる。
<2013年>
デンカレオフィシャルサイトがサイト更新担当者の不断の努力により、達成される。
その事について華憐嬢に先ほど尋ねると「ウェブサイトなんてまだあったんですね。 無くなったものだとばかり思っていました」と彼女らしい愉快なコメントをしてくれた。
<2015年>
ギタリスト式、脱退。後任ギタリストオーディションを発表。
<2016年>
15周年記念として東京と大阪で3rdライブ「Gig Carnaval」開催。
<2017年>
3月19日に開催された4thライブ「whiplash! Presents “HEADBANGER’s PARTY IN THE ABYSS”」にて脱退した初代ギタリスト式の後任となる新ギタリスト「弐式」の加入を発表。
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