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Rodrigo Y Gabriela

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メキシコ出身、ダブリンを拠点に活動。ロドリーゴ・サンチェス(Rodrigo Sanchez)とガブリエーラ・クインテーロ(Gabriela Quintero)の男女2人によるアコースティック・ギター・デュオ。地元メキシコでブラック・サバス、メタリカ、メガデスなどの影響を受けたスラッシュ・メタル・バンドからスタートしアルバムもレコーディングするが、新しいスタイルの音楽を目指したいという気持から、たった1000ポンドだけを握り締めて2人で「一番未知の場所だったから(ガブリエーラ)」との理由でダブリンに渡る。ダミアン・ライスのライヴ・サポートがきっかけとなり、インディ・レーベル/マネージメントRubyworksと契約、2002年にアルバム“re-foc”をリリース。アコースティック・ギター2本とは思えぬ濃密で情熱的、独創性豊かなプレイは瞬時にオーディエンスを圧倒し、その超絶テクニックに裏打ちされた強靭なライヴ・パフォーマンスが世界中で評判を呼ぶ。06年発売のアルバム“rodrigo y gabriera”(日本は08年、邦題『激情ギターラ!』)がアイルランドのチャートで1位を獲得、世界で50万枚を売り上げる。2008年には、3月の渋谷duo MUSIC EXCHANGEでの1夜限りの初来日公演を皮切りに、7月のFUJI ROCKでは2ステージで出演、11月には東京・大阪で3公演を行ない、日本でのロドガブ人気に火がつく。同年、そのduoで収録したライヴ・アルバム“LIVE IN JAPAN”(邦題『激情セッション』)、2009年には尊敬する11人のアーティストへのオマージュを込めたアルバム“11:11”(邦題『格闘弦』)を発表、いずれも好セールスを記録する。2010年1月には“11:11ツアー”で再び来日、東名阪でソールドアウト公演を行なう。このツアーから、スタンディング・プレイ・スタイルに変える。そして2011年5月、映画『パイレーツ・オブ・カリビアンー生命の泉ー』のサウンドトラックを映画音楽の巨匠ハンス・ジマーとのコラボレーションで手掛け、さらなる新境地を開拓しながらも、世界中の“ロドガブ未体験者”にその名を知らしめることに成功している。 サウンド: ハイテクニック&ハイスピードなジャンルレスな生ギター演奏。全てインスト。ロドリーゴの高度なピッキング・テクニックと、ガブリエーラの手のひらでギターを叩くパーカッシヴなリズム演奏の組み合わせで、メタル出身ならではのスピーディーでテクニカルな演奏とラテンの血が入ったエモーショナルな感情表現により、独特のほとばしるような熱いグルーヴを生み出す。ジャズ的なインプロヴィゼーションを嫌い、完璧に作り込まれたソロ・フレーズを弾くロック・スタイルで“2人バンド・サウンド”を奏でる。
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