桑原 あい (くわばら・あい)
ジャズピアニスト。1991年生まれ。
幼少よりヤマハ音楽教室にてエレクトーンと作曲を学ぶ。ジュニアエレクトーンコンクール全日本大会小学生低学年部門、小学生高学年部門金賞受賞。インターナショナルジュニアオリジナルコンサート、ユニセフチャリティーコンサートなど、コンサート出演多数。雑誌 "AERA" に天才エレクトーン少女として掲載。2004、2005年、小椋佳氏主催ミュージカル「アルゴ」エレクトーン奏者を務める。
中学生後半よりピアノに転向。2010年、洗足学園高等学校音楽科ジャズピアノ専攻を卒業し、自身プロデュースによる1stライブを皮切りに、積極的にライブ活動を行う。2011年5月~8月「The Young Americans Dinner-Theater Europe」のピアニストとしてドイツに滞在。大泉洋企画「大泉ワンマンショー」にピアニストとして全国ツアー参加。
2012年5月、完全セルフプロデュースによる ai kuwabara trio project 1stアルバム「from here to there」をリリース。その後、ボーナストラックを2曲加え、ewe recordsよりメジャーデビュー。翌2013年4月には、早くも2ndアルバム「THE SIXTH SENSE」をリリースし、タワーレコードジャズチャート1位を獲得。その他、NISSAN PRESENTS JAZZ JAPAN AWARD 2013 Album Of The Year〈NEW STAR賞〉、第26回ミュージック・ペンクラブ音楽賞ポピュラー部門ブライテスト・ホープ賞、および、JAPAN TIMES上半期ベストアルバムジャズ部門など、受賞多数。
2013年、サッポロシティジャズ札幌公演、東京公演に出演。第12回東京JAZZフェスティバル (東京国際フォーラム・ホールA) 出演。11月には初の海外ツアーとなる、アメリカ西海岸4都市ツアーを成功させる。
2014年春に、3rdアルバム「the Window」をリリース。2014年10月、BLUE NOTE TOKYO、NAGOYA BLUE NOTEでの単独ライブを行う。モントルー・ジャズ・ソロ・ピアノ・コンペティション・イン・かわさき2014優勝。金沢21世紀美術館でのクリスマスイベント『ベーゼンドルファーを弾く』には、2012年から3年連続で出演。2015年春には、4thアルバム「Love Theme」をリリース。7月、本国スイスのモントルージャズフェスティバルソロピアノコンペティション出場。
2017年2月、Steve Gadd、Will Leeをメンバーに迎え、ニューヨークにて録音した5枚目となるオリジナルアルバム「Somehow, Someday, Somewhere」をリリース。2017年6月、同トリオで国内リリースツアーを行う。11月、テレビ朝日系報道番組「サタデーステーション」「サンデーステーション」のオープニングテーマを含むアルバム、桑原あい×石若駿「Dear Family」をVerveからリリース。そのほか「機動戦士ガンダムサンダーボルト」、任天堂ゲーム用ソフト「スプラトゥーン2」に参加、また2018年4月よりJ-Wave「STEP ONE」のオープニングテーマを担当するなど、活動は多岐にわたる。
2018年8月、ユニバーサルミュージック移籍後初となるオリジナルアルバム「To The End Of This World」をリリース。
これまでに、ピアノを蟻正行義、山下葉子、財満和音の各氏に師事。
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