Serel

セレルの音楽を聞くのは、とても純粋な歌詞に内面の感情が表現されていて、感動的な体験だ。トルコ出身の彼女は、様々な音楽を聴いて育った。神秘的なスーフィーの民族音楽に没頭した家で育ち、色々な方面に興味が湧く性格の彼女は、ドアーズ、ピンク・フロイド、ニルバーナ、ボブ・ディラン・ジミー・ヘンドリクス、エディット・ピアフ、クイーンなど、様々なジャンルのアーティストの影響を受ける。 早すぎた父の死は、放浪記の始まりだった。17歳でイスタンブールを去り、アーティスティックなディレクションを探し求める。テレビ女優としてデビューして世間の目に触れるが、そのような経験は繊細で傷つきやすい面もむき出しにしてしまった。 クリエイティブで真の自由を身につけるために、それまで得たすべてを捨てて再出発。自分自身を再発見して内面を見直すという癒しの旅の途中で、彼女は究極な暗黒の中にでも美しさを見出すことを学んだ。様々な場所に移り住み、イギリスにたどり着く。ついに自分自身の声を発見、プロデューサーのアダム・ラストや作曲家のジミー・ケントと出会う。自分が根をはる場所は、自分自身が属すると感じる場所だから、音楽で言えば、完璧なハーモニーがある音響の中心、彼女はロンドンでその両方を見つけた。 セレルはデビューシングル"Daddy's Gone" を2021年1月に発表、それは、さらけ出した感情が交わったパワフルなボーカルだ。生々しく、予想外に感情的な曲だ。彼女は、たくましそうな外面や不撓の精神では計り知れない強さがあることを思い出させてくれる。芯の強さというのはどんなことがあっても諦めないことだ。 https://www.facebook.com/officialserel