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バイオグラフィ

1984年11月15日、韓国・全州市生まれ。幼少時より、両親がかけるクラシック音楽や70-80年代のポップスに触れ、また母親の口ずさむ歌を聴いて育つ。そうした音楽環境により、自然とプロのシンガーを夢見るようになる。 中学生のころには本格的にシンガーを目指すようになり、国内の音楽事務所のオーディションを受け、見事合格し研修生となる。2年後、TV番組「Achieve the goal Saturday-Akdong club」のオーディションにて優勝し、ガール・グループのメンバーとなる準備に入る。それからさらに約2年のトレーニング期間を経て、2013年大学に入学。 大学で声楽科を専攻したところ、そのカリキュラム全般はジャズで構成されていた。そこで初めてジャズを歌い、ジャズという音楽に魅せられていく。特に魅了されたのは、エラ・フィッツジェラルドが歌う「トゥー・ダーン・ホット」(コール・ポーター作詞作曲)。最初はこの曲をいかに上手く歌えるようになるかということが彼女の目標だったが、そのうちジュリー・ロンドンやハリー・コニック・ジュニア、ジョン・ピザレリ、カート・エリングなど、多くのジャズ・ヴォーカリストの音楽と出会う。一方で、ガール・グループのプロジェクトは立ち消えとなり、それ以降はジャズを歌うことに集中するようになり、ジャズ・クラブで歌いはじめる。 2007年、トランペッターのジュハン・リーに誘われて、のちにWINTERPLAYとなるジャジー・ポップ・グループに参加する。WINTERPLAYは同年、アルバム『Choco Snow Ball』でデビュー。2009年には日本デビュー盤『Songs of Colored Love』をリリース。このアルバムは、世界26か国でも発売され、2010年にはロンドンでショウケース・ライヴも開催した。 2011年と2014年には、韓国のジャズ雑誌「Jazz People」の読者投票にて、最優秀ヴォーカリストに選出される。また、WINTERPLAYとしては、アルバム『Hot Summer Play』と『Sunshines』の2作品がジャズ部門でゴールド・ディスクを獲得するヒットに。 WINTERPLAY在籍時の最後のアルバムとなった2013年発表の『Two Fabulous Fools』は、韓国のみならず、香港、中国、台湾、マカオ、タイ、シンガポール、インドネシアでリリース。2013年には香港のTV音楽番組『Jade Solid Gold』に、2014年にはバンコクのジャズ・フェスティヴァル「the sky jazz: a tribute to king」に招かれるなど、アジアを股にかけて活躍。 2016年末、WINTERPLAYを脱退。2017年初めより、ソロ・シンガーとしての活動を開始し、他のアーティストの作品やライヴにヴォーカルとして参加。だが、かねてから日本での活動を夢見ていたため、日本の制作チームとソロ・アルバムのプロジェクトをスタート。そしてついに、アルバム『Kiss Me(仮)』で、その夢を実現させる。
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