Keiko Matsui:pianist & composer
東京生まれ。5歳よりクラシックピアノをはじめる。
高校在学中より映画音楽の作曲など音楽活動を開始、18歳でヤマハとアーティスト契約を結ぶ。
1884 フリーで活動を開始。
1987 自主制作アルバム「水滴」が「L.A. TIMES」や音楽専門誌で絶賛され、アメリカのFM局のフォーマット「スムースジャズ」の中心的存在となる。以来、南カリフォルニアを本拠地に毎年60ヶ所に及ぶライブ活動を続け、ライオネル・ハンプトン、フレーディー・ハバード、ジミー・スミス、マイルス・デイビスらのコンサートにスペシャルゲストとして出演する。
1991 ジェームス・イングラム、パティ・オースティンらと共に全米ツアーを行う。
1992 チャカ・カーン、フィリップ・ベイリーらと共に、再び全米オールスター・ジャズツアーを行う。全米TVネットワークの人気番組「トゥナイトショー」、CNN「ショウビズ・トゥデイ」に出演、全米での人気が定着。
1993 メキシコで開催されたミス・ユニバース世界大会の審査員に選ばれ、その模様が全世界に放送される。
1996 「ソウルトレイン・ミュージック・アワード」ジャズ部門で、パット・メセニー、フォープレイらと共に日本人として初めてノミネートされる。全米大手服飾メーカー「GAP」のモデルとして選ばれ、写真家ハーブ・リッツが撮影を行い話題となる。また、この年発表のアルバム「ドリーム・ウォーク」は、全米ビルボード誌(コンテンポラリー・ジャズ・チャート)でケニー・G、グローバー・ワシントンJr に次ぎ第3位にランクイン、全米FMラジオのチャートではアルバム、シングルとも1位を獲得。
1998 ライブコンサートの模様が、米国人気ドキュメンタリーチャンネル「PBS」130局で放送される。内容は、厳島神社(宮島)で狂言師・野村万之丞氏との共演、またサンフランシスコのパレス・オブ・ファインアーツでオーケストラとの共演映像を含む、全オリジナル曲による1時間番組。この年発表のアルバム「フルムーン・アンド・ザ・シュライン」は、発売翌週にビルボード2位にランクインし、前作同様に1年間に渡りチャートインする。米国では前作と合計し70万枚以上のCDを売り上げた。
2000 米国にて「第1回オアシス・スムースジャズ賞 最優秀女性アーティスト賞」受賞。日本テレビでオンエアされたアニメ「陽だまりの樹」(原作:手塚治虫)で音楽を担当。
2001 ジャズフュージョン界の大御所、ボブ・ジェームスと共に日本を含めた「4hand Piano」ワールドツアーを行う。3月、「2001年全米 スムースジャズ賞最優秀女性アーティスト賞」を2年連続受賞の快挙。アルバム「ディープ・ブルー」が全米ビルボード誌コンテンポラリージャズ部門において日本人初の第1位を獲得、3週にわたり1位をキープする。7月~9月の全米コンサートツアーでは、「全米骨髄ドナープログラム(NMDP)」とタイアップし、自らもドナー登録を行いながら、各会場でドナーの登録を呼びかけるなど、スポークスマンとして活躍、これらの活動がNMDPに評価され、2001年の「グラント・ハートレイ賞」(骨髄移植の必要性を知らしめる為に傑出した活動をした人物に送られる賞)を受賞する。10月、L.Aで行われたN.Yのテロ被害の救済と平和を願うためのチャリティ・コンサート「a Wave of Peace」に日本人として唯一招聘され、スティービー・ワンダーやケニー・Gらとともに出演、「Deep Blue」の演奏に3度のスタンディング・オベイションが送られ、喝采を浴びる。
2002 小泉総理大臣の推薦を受け、外務省の要請により、首相官邸で行われた米国ブッシュ大統領の歓迎レセプションに出席。
2003 南アフリカの重鎮、ヒュー・マセケラ(trumpet / vocal)をスペシャル・ゲストに迎えた全国ツアーを開催。9月、アルバム「Wildflower」をリリース。タイトル曲「Wildflower」が国連世界食糧計画(WFP)のアフリカ飢餓撲滅活動の支援曲に決定。東京で開催されたアフリカ開発会議でジェームズTモリス事務局長と共に記者会見を行い、アフリカの飢餓撲滅活動の為にアルバムの印税の一部を寄付し、今後1年間世界で行うコンサートで支援を呼びかけることを発表する。
2004 日米交流の増進に顕著な功績があったとされ、日米交流150周年記念「外務大臣表彰」を受ける。
2006 7月、敦賀短期大学客員教授就任。9月、N.Yにて開催された「全米骨髄ドナープログラム(NMDP)」チャリティーイベントで演奏。
2007 冬、ウクライナ・ロシア等 10都市での東ヨーロッパツアー(初めて黒海を目にする)
スコットランド・グラスゴウでの、ワールドアセンブリーにて、演奏。
春、MOYO全米発売と共に、広域にわたる長期アメリカツアーをスタート。
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