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Steady&Co.

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1曲2009年
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これまでにもsugar soul、MIHO、ひふみかおりなどと絡んできた降谷建志とBOTSによるプロデュース・チーム=Steady&Co.。 今度はその二人にSHIGEO(スケボーキング)とILMARI(リップスライム)を加えた4人組のユニットとしても、Steady&Co.が動き始めた。 もともとのSteady&Co.発足は、BOTSが正式にドラゴン・アッシュに加入する前にまで遡 る。そのときにBOTSが降谷に発した 「将来、ドラゴン・アッシュ以外で、いろいろやれた らいいね」という一言をきっかけに、 まずは二人でプロデュース業を行っていたわけだが、「Steady&Co.というのは、文字通り“会社組織”っていうか。Steady&Co.括りで何でもで きるし、ここをベースキャンプにみんなでなんかできれば」という降谷のアイデアもあり、 メンバーを加えての活動もアリなんじゃないかという発想が生まれてきたそうだ。 そこで起爆剤になったのがドラゴン・アッシュが一昨年から行ってきたイベント「Total Music Communication」。 jansijansi スケボーキングは99年9月に行われた第1回「TMC」の2日目に 初参加しているが、その直後、降谷+BOTSと具体的に作品上でコラボすることになる「EPISODE 1」のデモを二人に持っていく際に、「たぶん、ほぼ思いつき(笑)」(SHIGEO) でSHIGEOを勧誘。 一方、I LMARIが属するリップスライムも、スケボーキングと同じ日に 「TMC」に初参戦しているが、その後の2000年春・夏の「TMC」でより親交を深め、参加となった。 ところで4人のポジションは、降谷いわく「SHIGEOが長男、ILMARIが次男、俺が末っ子 で、BOTSがお父さん(笑)」。 そんな絶妙なバランスは、作品作りにおいても垣間見られるそうだ。SHIGEOがいわく。 「俺と建志がバーッとイッちゃっても、ILMARIが文鎮みたいな役割を果たして、ギリギリのところで繋ぎ止めてくれる。で、その下にBOTS。しかも、それはかなり重いからね(笑)」。 こんなコメントを聞くと、ILMARIの肩にバランスを取るためのプレッシャーがかかっていやしないかという気になる。 が、SHIGEOは続ける。「でも、ILMARIがILMARIを出してくれればいいんだよ。それが自然に重りになるわけだから」もともと仲間だったヤツラが、自由度の高いところで集まった場合、とかく「それって、 好き勝手にやってるだけでしょ?」 と思われがちだ。が、彼らの場合はその逆なのだ。好き勝手にやる、つまり自分の個性を出せば出すほど、自然とバランスが取れてしまう。 言 うなれば、現在、動き始めた4人のSteady&Co.は、それほど個人の魅力があふれた集合体なのである。 jansijansi intreview,text by Takashi Inomata ( Do The Monkey)
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