日本のヒップホップが産声を上げた1980年後半から数多くのアーティストをプロデュース。アメリカ西海岸のヒップホップの影響を受け、今ではJAPANESE WEST COAST HIPHOPの基盤をDS455のメンバーとして構築。80年代からシーンの中核にいる日本では数少ないヒップホップ・プロデューサーの一人だ。その集大成として初のソロアルバム「THE ORIGINAL」を2008年6月に発売し、AK-69、BIG RON、HI-D、OZROSAURUS、ZANG HAOZIなどの曲も手掛けるなど、幅広い人脈と確かなプロデュース・ワークがアーティストからも高い信頼を得、また新人の発掘と制作を請け負う「トータル・プロデューサー」としての手腕も高い評価を受け、BIG RON・OZROSAURUSに続き、KOZのフル・プロデュースも手掛けた。多くのプロデュース・ワークをこなしながら毎年邦楽/洋楽の2枚組ミックスCDのLocoHAMA CRUISINGシリーズをリリース。そして2012年、「THE ORIGINAL Ⅱ」のリリースに向け、プロローグ的なコンセプトでまとめられたベスト・ワーク集「THE CHRONICLE II~Prologue Of THE ORIGINAL~」を3月14日にリリース、それを受ける格好で9月5日に「THE ORIGINAL Ⅱ」のリリースが実現。"My Beauty Queen feat. JOYSTICKK, KOWICHI, ZANG HAOZI, JAY'ED"、"心の理由 feat. 般若"を筆頭に、リリース即クラシックとなるスマッシュ・ヒットを続々と誕生させる。翌2013年、「THE ORIGINAL Ⅱ」で披露した大絵巻をベースとするDJ PMXの新たなスタートともなり得る大ヒット・ミックスCDシリーズの第4弾、「LocoHAMA CRUISING 004」の3月にリリース、9月18日に計28曲のミュージック・ビデオをミックスしたDVD MIX第3弾「LocoHAMA CRUISING DVD MIX III」が発売。さらに2014年8月には実写映画化された『TOKYO TRIBE』の主演にしてラッパーであるYOUNG DAISとのコラボ作品「THE MOMENT」を作り上げ、キャリアに新風を吹かせた。その後自身もメンバーのDS455の結成30周年作品となるアルバム「Sunday Afternoon」のリリースを経て2015年3月、LocoHAMA CRUISINGの洋楽盤ベスト『LocoHAMA CRUISING WEST COAST MIX BEST』、同年10月に邦楽盤ベスト『LocoHAMA CRUISING JAPANESE WEST COAST STYLE MIX BEST』をリリース。そして2017年、約5年振りのオリジナル・アルバム『THE ORIGINAL Ⅲ』の発売を待つばかりである。
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