芸術学校の生徒であったミック・ハックネルが地元でパンク系バンドのフランティック・エレベーターズを結成。
解散後彼はシンプリー・レッドを結成、そしてエレクトラと契約を結び、伝説的シングル「Money's Too Tight (To Mention)」とアメリカで最初のナンバー1を獲得した「Holding Back The Years」が収録された見事なデビューアルバム『PICTURE BOOK』(1985)をリリース。
それからは、次から次へと絶賛を浴びる商業上とても成功度の高いアルバムを発表。
―『MEN AND WOMEN』(1987)、『A NEW FLAME』(1989)、『STARS』(1991)、『LIFE』(1995)全ての売り上げは4000万枚以上を超える。
今までの活動でのハイライトを上げるならば、1991年と共に1992年度にもイギリスの最も成功したアルバムに選ばれた異常なまでの『STARS』の成功、1989年にアメリカで大ヒットとなったハロルド・メルヴィン&ザ・ブルーノーツのカバーとなる“If You Don't Know Me By Now(二人の絆)”のリリース、そして1995年にイギリスで最初のナンバー1を獲得したシングル“Fairground”などがある。
その後、それまでの活動の集大成とも言える『Greatest Hits』(1996)をリリース。
全世界で数百万枚のセールスを記録した『BLUE』(1998)と同じプロダクション・チームAGM(=アンディ・ライト、屋敷豪太、ミック・ハックネル3人の頭文字)で制作された作品『LOVE AND THE RUSSIAN WINTER』(1999)をリリース。
その後、自らのレーベル「simplyred.com」を立ち上げ、定期的にアルバムをリリースしてきたが、2010年いっぱいでの解散を発表した。
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