98年5月、サニックスのセールスマンとして勤務する傍ら、毎週土曜日に単独で路上ライブをしていた小渕と、ストリートミュージシャンをしていた黒田が堺市の堺東銀座通り商店街で出会い、意気投合。同年9月、黒田からの提案で小渕が黒田に楽曲を提供したのだが、黒田のギター演奏が未熟だった為、小渕がギターを弾きコーラスをつけるサポートをした。その時には、商店街に約200人から300人の人だかりができたという。それを数週繰り返す内に、黒田から小渕に「一緒に組もう」とユニット結成を持ちかけ、「コブクロ」が結成された。因みに、その時に小渕が黒田に提供した楽曲が後の2005年にシングルとしてリリースされた桜である。
ユニット名は2人の名字、小渕(コブチ)と黒田(クロダ)から名づけた。小渕が黒田に初めて作った曲の歌詞カードにあった「作詞・作曲」の欄に「コブチとクロダで作った曲やから、そういう時はコブクロって書いとくで」と書いていたものが、そのまま採用になり現在まで使用しているという。後にそのネーミングのアイデアはお笑いコンビのFUJIWARA(藤本敏史・原西孝幸)から来ていること
小渕健太郎は1977年3月13日生まれ。宮崎県出身。
黒田俊介は1977年3月18日生まれ。大阪府出身。
2人は、ストリートライブ活動を通じて出会い意気投合。1998年9月にコブクロを結成した。インディーズ時代から幅広い世代の支持を集め、2001年3月、ワーナーミュージック・ジャパンより「YELL~エール/Bell」でメジャーデビュー。
2005年5月、日本テレビ系ドラマ「瑠璃の島」の主題歌として発売された「ここにしか咲かない花」、同年11月に発売した「桜」が共に大ヒットを記録。年末のNHK紅白歌合戦にも初出場を果たした。2006年9月には、初のベスト・アルバム「ALL SINGLES BEST」をリリースし、オリコン4週連続1位を獲得し、350万枚を突破。
2007年3月には、フジテレビ系ドラマ「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」の主題歌「蕾(つぼみ)」がリリースされた。12月には、6枚目のオリジナル・アルバム「5296」をリリース。「蕾(つぼみ)」が第49回日本レコード大賞を受賞。2010年、初のカバーアルバム「ALL COVERS BEST」を40万枚限定で販売し、即完。
初のスタジアムライブ「KOBUKURO STADIUM LIVE 2010」を大阪の長居競技場、東京味の素スタジアム、宮崎の生目の杜(いきめのもり)運動公園多目的グラウンドで実施し、22万人を動員。11月にシングル「流星」発売。
5年ぶりとなる学園祭も行う。2011年8月末に休養を発表。
2012年7月に復活宣言。9月5日に「ALL SINGLES BEST 2」をリリースし、100万枚を突破。
9月9日には、大阪の万博公園にて5万人を動員してフリーライブを実施。2013年5月より、2年ぶりのツアー「KOBUKURO LIVE TOUR 2013“One Song From Two Hearts”」を実施、7月20日、21日には、初のドーム公演となる京セラドーム大阪でのライブを実施。12月にアルバム「One Song From Two Hearts」リリース。
2014年NHKソチオリンピック・パラリンピック放送テーマソング「今、咲き誇る花たちよ」を2月にシングルリカットリリース。2015年12月、映画『orange-オレンジ-』の主題歌「未来」をリリースしロングヒットを記録。
2016年6月15日発売の2年半ぶりのニューアルバム「TIMELESS WORLD」が25万枚の大ヒット。
2017年5月24日に映画『ちょっと今から仕事やめてくる』の主題歌となるシングル「心」をリリース。7月8日から、『アサヒもぎたて presents KOBUKURO LIVE TOUR 2017“心”』を実施し、25万人を動員した。
2018年4月11日に、約1年ぶりとなるシングルの発売が決定しており、9月8日の結成20周年を目前に、初の2人だけでの演奏となる、全国ツアーが5月26日静岡エコパアリーナを皮切りに、7都市14公演の開催が決定。
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