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説明文

‘日本の皆さん 自由を持っている皆さんがどれくらい幸せなのかを分かってほしい。本当に分かってほしい’ 6月28日の周庭さんのツイッターですがこの後6月30日に香港に対する国家安全法の成立とともに周庭さんは所属するデモシスト党からの脱退を表明しました。‘生きてさえいれば希望はあります’という言葉を残して。 自由であることが当たり前でその空気のような自由の中でさえ窒息し腐れていく僕らは本当に幸せなのです。自由であることが本当に幸せなことなのだということに僕らは気づかねばならない。本当に。 ジョージオーウェルの‘1984’は長年僕が何度か読もうとしてその都度挫折を繰り返しどうしても読めない小説。思うに面白い面白くないというのとは関係なくこの当時のソ連を念頭においた国家によって常に監視される超管理社会とその全体主義の世界に僕が虫酸がはしるほどの嫌悪感を抱くことに由来するものと思われます。息が詰まりそうな閉塞感に耐えられなくなるといつもそこで読むのを諦めてしまいます。 すでにソ連は解体しこれも一つの過去の寓話として読めればいいのですが残念なことにこれは現在進行形で現実の脅威として存在する世界なわけで…もうお分かりでしょうがね。 そして現実の世界では5Gなど進化し続けるコンピューター技術とそのアルゴリズムによってその監視システムや情報集約能力はすでに小説の比ではありません。 現実として現在新疆ウイグル自治区ではこの監視システムが張り巡らせられ100万人から300万人のウイグル人が強制収容所に送られているようです。さらには臓器の強制的な提供などの噂がある数々の人権侵害。 今後強制的な国家権力によって香港の民主的な運動や独立運動などは根絶やしにされていくでしょう。国家の強権的な介入による言論弾圧を押し止める術はもはやないようにみえます。自由はこのまま死んでしまうのでしょうか? 日本にとって一つ気がかりなことがあります。 前述したウイグル自治区の監視システムを提供した中国のハイテク企業sense timeが開発した赤外線による検温装置と顔認証システム(マスクをしていても識別できるという)をソフトバンクの子会社が日本の官庁(文科省総務省農水省)とイオンモールに売りつけたという話です。 このことが日本にとっていかに危険なことかというのはお分かりでしょうがこれによって官庁のデータ(イオンモールに出入りする顧客の個人情報なども)がすべて中国共産党中央に筒抜けになる可能性があるということです。 sense timeはウイグル人弾圧に荷担している企業として米国では禁輸措置対象企業に指定されています。この企業に対してソフトバンク子会社は10億ドルの投資をしているということです。 ソフトバンクの孫さんは半島にルーツのある方なので彼にとって日本は所詮カネを稼ぐ場所でしかないのかもしれませんね。カネの亡者が国を売るという構図でしょうか。 ‘日本は日本人のもの’とは現在多くの外国人が住むこの日本で云うつもりはありませんがせめて‘日本は日本を愛する人たちのもの’ぐらいは云いたいですね。 日本に住みながら日本を愛さない人たち(政治家なども含めて)の存在が日本の存立と自由を脅かすことになりはしないかと しても詮なき心配をしています。
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