今年はYOASOBI「アイドル」、Official髭男dism「Subtitle」の世紀の大ヒット曲がトップ2に君臨する記録的なチャート結果となった。
#1 アイドル YOASOBI
#2 Subtitle Official髭男dism
#3 怪獣の花唄 Vaundy
#4 KICK BACK 米津玄師
#5 第ゼロ感 10-FEET
#6 新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED) Ado
#7 ダンスホール Mrs. GREEN APPLE
#8 W/X/Y Tani Yuuki
#9 Overdose なとり
#10 美しい鰭 スピッツ
TVアニメ『【推しの子】』のオープニングを飾る同曲は、4月19日公開チャートで総合首位に初登場してから、9月6日公開チャートまでの実に5か月間、そのまま21週連続で総合首位を守るという、前人未踏の記録を成し遂げた。翌9月13日に首位の座を譲ることとなるが、その後も上位を守り続け、総合4位から下がったことがない、メガヒット記録を更新中だ。
「アイドル」のストリーミング数は累計527,143,965再生回数で、動画再生数は148,838,759再生、ダウンロード数は509,751DLと、いずれも1位。他指標ではラジオも1位、カラオケ3位、シングル94位と、計四冠達成の文句なしの総合首位となった。
「アイドル」同様、ロングヒットを続けているのが「祝福」(総合15位、TVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』オープニング・テーマ)で、昨年10月のデジタル解禁以降、100位以下なったことがない。また「勇者」(総合81位、TVアニメ『葬送のフリーレン』オープニング・テーマ)も今年10月リリース以降、トップ10圏内を守っている。これら3曲から、ビッグタイトルのアニメタイアップのチャンスで確実にロングヒットを生み出す、彼らの楽曲創作力の高さを如実に示す結果となった。海外でもその評価は高く、来年の彼らの展開に引き続き注目したい。
…もっと見る