藤巻亮太セレクション①(解説付)

【大切な人】 CMの曲として1コーラスだけあった曲を自分が1曲として完成させた曲です。 身近にいるのだけど普段は特別意識もしないような大切な人な人のことを、改めて自分の中で感じられるような、そんな思いで聞いてもらえたら嬉しいです。 【8分前の僕ら】 太陽から地球に光が届くまで8分かかるっていう話を聞いて、8分前の自分が何をしていたのかとか、8分後僕らは何をしているんだろうと考えた時に、今という時間、この一瞬って実はすごく特別な時間なんじゃないかと。時間軸をずらした時に見えてくる今の大事さに気づけた曲です。 【wonder call】 シングル「大切な人/8分前の僕ら」のカップリング曲。 音楽を作る上で、色んな意味とか訳とかを考えずに、ただ自分がわくわくすることだけをつめ込んでいって出来た曲。そこに宿っている遊びがすごく面白い曲です。 【旅立ちの日】 年月を重ねていけば、きっと出会いも別れも繰り返していくと思うけど、本当に大切なものや人は自分の魂の故郷として心に残っていくから、前に進んでいくことを恐れずに歩んでいこうと思えた曲です。 【ゆらせ】 ヴァンフォーレ甲府の応援ソングとして書かせてもらった曲です。スポーツも音楽もきっと会場はグッドバイブレーションを届ける場所だと思ったので、そのグッドバイブレーションを皆で届けて、スタジアムも心も揺らしたいなという思いで作りました。 【春の嵐】 久しぶりに作った三連符の曲です。 「春の嵐」という言葉から、今から暖かい季節に向かって行くんだけど、激しい風が来た時にはちょっと心がざわつく気持ちを切り取って、イメージして作った曲です。 【指先】 このアルペジオを思いついた時に、この曲は名曲になるんじゃないかという予感がしました。 指先からは時間だけでなく、色んな物がこぼれていってしまうかもしれないけど、そのこぼれていく中にも輝きはあって、そういう輝きや美しさを大事にしていきたいと思った曲です。ライブで大切に歌っていきたい大好きな曲です。 【born】 本当に大切な言葉は、案外声が小さくて大きな声によってかき消されてしまうようなことが多い気がしていて。小さな声だったとしても、大切なことには大きな声に惑わされずに、ちゃんと耳を傾けられる生き方が大事なんじゃないかと思って書いた曲です。