アンコンシャス・ゼップⅣモドキ。

全然無意識ではない、ガチガチ意識して悩んで妥協してリストを成立させるという、締め切り前の漫画家(昭和の？)のようにイライラカリカリして金田一探偵のように袴でスマホの前に正座して一手さして、また戻る、を繰り返して…。まあ、後から変更しても良いのでアイディアだけで今回は良しとします。因みにⅣは、日本で初めて買った、録音済みのカセットテープ4本(！大枚をはたいた中学生)の内の1本で当時は外したヤツだと思ってました。伝説と名盤はイコールではない、と思ったものです。残りの3本はメイデン1st、ジュダプリ「スクリーミン」、渡辺貞夫BESTでした。カセットテープには外箱のほかにレコード店からさらにケースのケースが付いてきて、カセットテープの棚に収まらずイライラしました。当時はCDのケースの中にもレッドカーペットのような緩衝材？が付属してあったりと、まだ録音物がレコードのように繊細に扱われていたのです。Ⅳ以外で感動したのはナベサダです！音が圧倒的に綺麗でした。じいじばあば宅にあった不相応な高級オーディオセットに酒盛りの場を抜け出し内緒でスイッチを入れ、ヘッドホンのケーブルを差し込んでPLAYのスイッチを入れてから音が始まるまでの静かな間、それからの一音一音がクリアに聴こえて盛り上がるサックスに嬉しくなってしまいました。何せそれまで在地で海賊版でしか聴いたことがなかったものですから…。