アルバム“Victory Rap”が先日グラミー賞にノミネートされ、今後の活動が注目されていた西海岸の人気ラッパーNipsey Hussleが、自身が経営するアパレルショップの前で、銃で撃たれ亡くなったという、衝撃的なニュースが飛び込んできました。
LAの貧困地区で育った彼は、自身が苦しんだ経験を子供達に繰り返させないよう、地元の経済の活性化や地域のコミュニティを考え、音楽活動の他に、生まれ育った街で慈善活動を精力的に続けていました。
Nipseyは日本に大変好意的なラッパーでもありました。小室哲哉さんのアルバムへの参加や、東日本大震災が起きた2011年に来日を敢行し、福島でライブを行い、被災者を勇気づけてくれたことは、強く印象に残っています。
ダイナミックで勇気づけられるのに、どこか憂いを帯びた彼の曲が、本当に大好きです。
彼への感謝とともに、彼のご家族や仲間の安全、また、LAの街の平和を願ってやみません。
どうか安らかに。
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